新千歳空港からニセコへ向かう途中に立ち寄りたい「支笏湖」
新千歳空港からニセコへ向かう途中の休憩スポットとしておすすめなのが、北海道を代表する湖「支笏湖」です。

支笏湖は、日本有数の透明度を誇る美しい湖として知られ、晴れた日には「支笏湖ブルー」と呼ばれる鮮やかな青色を楽しめます。私が訪れた日はあいにく曇り空だったため、透明度の高さはあまり感じられませんでしたが、それでも湖畔に立つと空気が澄んでいて、とても清々しい気持ちになりました。

お昼頃に到着したところ、駐車場は長蛇の列。人気観光地なので、特に週末や夏休みは時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。
夏しか味わえない希少な魚「ヒメマス」とは?
支笏湖の名物として知られるヒメマス。北海道では「チップ」と呼ばれ、夏の風物詩として多くの人に親しまれています。
ヒメマスはサケ科の魚で、実は高級魚として知られるベニザケの仲間です。
通常、ベニザケは海へ下って成長しますが、一生を湖で過ごす「湖沼残留型」がヒメマスと呼ばれています。
海へ出ないため身はやや小ぶりですが、脂のりが良く、上品な旨味が凝縮されているのが特徴です。
支笏湖のヒメマスはもともとこの湖に生息していた魚ではありません。
1894年(明治27年)に阿寒湖から卵が移され、長年にわたる人工ふ化と資源保護によって、現在では支笏湖を代表する特産品として全国に知られるようになりました。支笏湖はその後、全国の湖へヒメマスの卵を供給する重要な役割も担ってきました。
ヒメマスは水温10〜15℃ほどの冷たく澄んだ湖を好み、主に動物プランクトンを食べて育ちます。
日本有数の透明度を誇る支笏湖は、ヒメマスが育つ環境として非常に適しており、その美味しさにも恵まれた自然環境が大きく関係しています。
そんな貴重なヒメマスですが、支笏湖では資源保護のため毎年6月1日から8月31日までの3か月間だけ漁が解禁されます。
そのため、この時期しか新鮮な支笏湖産ヒメマスを味わうことができません。水揚げ量も限られており、多くは支笏湖周辺や千歳市内で消費されるため、北海道を訪れても食べられる場所は意外と少ない貴重な食材です。
支笏湖へ行くなら、美しい湖畔を眺めるだけではもったいありません。ここでしか味わえない旬のヒメマスをぜひ堪能し、北海道ならではの季節の味覚を楽しんでみてください。
支笏湖名物「ヒメマス」は夏だけの限定グルメ
支笏湖に来たらぜひ味わいたいのが名物のヒメマスです。
支笏湖のヒメマスは、毎年6月1日~8月31日の漁期だけ味わえる貴重なご当地グルメ。この時期に訪れるなら、ぜひ食べてほしい一品です。
ヒメマスが食べられるお店はいくつかありますが、私が訪れたのは支笏湖レイクサイドキッチン トントン。駐車場から近く、一番最初に目に入ったので利用しました。
注文は食券制です。
塩焼きは注文を受けてから焼くため、提供まで20分ほど待ちましたが、その待ち時間も期待が高まります。
まずいただいたお刺身は、小ぶりながら脂がのっていて、まるで「サーモンのトロ」のような味わい。とても美味しかったです。
一方、塩焼きは鮭をぎゅっと凝縮したような旨みがあり、身はふっくら。サーモンは大きいため丸ごとの塩焼きはあまり見かけませんが、ヒメマスならではのサイズ感だからこそ楽しめる一品だと感じました。

クセがなく食べやすいので、多くの方におすすめできる味です。数量限定の日もあるようなので、見つけたらぜひ注文してみてください。
支笏湖で人気のソフトクリーム店「碧水」
支笏湖でヒメマスを味わった後、ぜひ立ち寄ってほしいのが「北のうまいもん店 碧水(へきすい)」です。
支笏湖商店街の湖畔側にあるお店で、休日には行列ができるほどの人気店。私が訪れた時も、多くの観光客がソフトクリームを片手に湖畔を散策していました。
碧水の一番の魅力は、北海道・岩瀬牧場直送の牛乳を使用したソフトクリームです。
岩瀬牧場の牛乳は濃厚なコクがありながら、後味は驚くほどさっぱり。その品質は高く評価されており、高速道路のソフトクリームランキングで全国2位・北海道1位に選ばれた実績もあります。実は岩瀬牧場ではソフトクリームを常時提供しているわけではないため、この牛乳を使ったソフトクリームを支笏湖で味わえるのは貴重です。
メニューも豊富で、定番のミルクだけでなく、夕張メロン、チョコレートミルク、ストロベリーミルク、抹茶ミルク、ラズベリーミルクなど、北海道らしいフレーバーが揃っています。
季節限定の商品や、写真映えする「和ミックスソフト」などもあり、何度訪れても違う味を楽しめそうです。コーンもワッフルやブラッククリスピーなど数種類から選べるため、自分好みの組み合わせを見つける楽しさもあります。

また、ソフトクリームだけではなく、ホタテバター串やイカゲソ焼き、北海道ホタテクリームコロッケ、チーズいももちなど、北海道グルメも充実しています。小腹が空いた時や、ドライブ途中の軽食としてもぴったりです。
私もヒメマスを食べた後に立ち寄ろうか迷いましたが、お腹がいっぱいで断念しました。
レイクサイドキッチントントンの隣にお店があります。
それでも、お店の前には次々と人が集まり、ソフトクリームを購入している様子を見て、その人気ぶりがよく分かりました。次回はぜひ、濃厚なミルクの風味が楽しめる岩瀬牧場ソフトを味わってみたいと思います。
支笏湖の爽やかな景色を眺めながら食べるソフトクリームは、旅の満足度をさらに高めてくれるはずです。ヒメマスランチの後のデザートとして、ぜひ立ち寄ってみてください。
SUPやカヌーなどアクティビティも充実
支笏湖ではSUPやカヌーなどのアクティビティも盛んに行われています。
実際に湖では多くの方がSUPやカヌーを楽しんでいました。

海と違って波や潮の流れがほとんどないため、小さなお子さんや初心者でも比較的安心して体験できそうです。また、海水ではないのでベタつくこともなく、気軽に楽しめるのも魅力です。
雄大な自然に囲まれた静かな湖で体を動かす時間は、北海道ならではの贅沢な体験になるでしょう。
アクセス・所要時間
- アクセス:新千歳空港から車で約40分
- 所要時間の目安:ヒメマスランチと湖畔散策で約2時間
- SUPやカヌーなどのアクティビティも楽しむ場合は、半日ほど予定しておくとゆっくり満喫できます。
まとめ
新千歳空港からニセコへ向かう途中に立ち寄れる支笏湖は、美しい景色だけでなく、夏限定のヒメマスや人気のソフトクリーム、SUP・カヌーなど見どころが満載です。
ドライブの休憩スポットとしても最適で、北海道らしい自然を満喫できる場所でした。
新千歳空港から約40分という立ち寄りやすい立地なので、ニセコへ向かう途中や帰り道にぜひ訪れてみてください。特に6月から8月は、旬のヒメマスを味わえる絶好のシーズンです。
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