【2025年】大阪・関西万博で印象に残ったパビリオンBEST5

旅の記録

(万博終了後の体験レビュー)

大阪・関西万博はすでに終了しましたが、実際に訪れてみて強く印象に残ったパビリオンを、個人の体験として振り返ります。
事前情報では分からなかった「実際に見て感じたこと」を中心にまとめました。


第1位:未来館パビリオンの見どころと体験レビュー

未来を「知る」より「使う側」として考えられる展示

未来館は、最先端技術を紹介するだけでなく、未来の社会で自分たちがどのように関わるのかを考えさせられる構成でした。
単なる技術紹介では終わらず、生活の中にどう組み込まれていくのかが具体的に想像できた点が印象的です。

オフロードも走れるバイク型の乗り物が示す現実性

舗装されていない道でも走れるバイクのような乗り物は、未来の移動手段というより、災害時やインフラが整っていない地域での実用を強く意識した展示だと感じました。


「便利そう」という感想よりも、「必要とされる場面がはっきり想像できる」点が印象に残りました。

馬とバイクを足して良いとこどりしたようなイメージです。

自動サービス・農業機器と映像から感じた未来像

列車内で稼働する自動サービス機器や農業の自動化に関する展示からは、少子高齢化や人手不足を前提とした社会の姿が伝わってきました。

自動でグラスにドリンクが注がれているところを見ることができました!

車椅子の座席シートもありました。

コンパクトでシンプルな農機ですが 色々アタッチメントを付け加えることで何役もこなせる優れもの。

全部機械が自動化して農作物を育てる風景が映し出されていました。

人手不足の深刻な悩みは解消そうですが、この農機がリーズナブルな金額になればの話です。

未来館は、明るい未来だけでなく、現実的な課題を踏まえた未来を描いていた点が評価できると感じました。


第2位:空飛ぶ車(展示)の特徴と未来への可能性

騒音や風圧が少ないことへの驚き

空飛ぶ車は、ヘリコプターのような大きな音や風圧を想像していましたが、実際には非常に静かで、スムーズな発着陸が印象的でした。


周囲への影響が少ない点は、普及を考えるうえで重要な要素だと感じました。

現実的な速度が示す「実装される未来」

極端に速いわけではありませんが、移動手段としては十分な速度があり、夢の乗り物というより実用性を重視した設計だと感じました。


未来の技術が「特別な体験」から「日常」へ移行していく過程を見たように思います。

空飛ぶ車は、未来を夢として見せる展示ではなく、実用を前提とした移動手段として提示されていました。


第3位:UAEパビリオンの魅力|文化と展示の見どころ

聳え立つなつめやしが象徴する価値観

UAEパビリオンで印象的だったのは、空間の中心に配置されたなつめやしでした。


なつめやしは、厳しい環境の中で人々の生活を支えてきた植物であり、UAEの歴史や文化を象徴する存在だと感じました。

技術よりも「自分たちは何者か」を伝える展示

最先端技術を前面に出すのではなく、文化や誇りを静かに伝える構成が印象的でした。


未来を語る前に、過去と現在を大切にしている姿勢が感じられるパビリオンでした。


第4位:カタールパビリオン建築デザインと展示体験

海に浮かぶ帆をイメージした建築の美しさ

隈研吾さんがデザインした、海に浮かぶ帆をイメージした外観は、非常に印象的でした。


建築そのものが、カタールという国のイメージを表現していると感じました。

内側からも船の中にいるような印象がもてます。

個人的な記憶と重なった展示体験

以前、留学生の方から「カタールの海はとても綺麗だ」と聞いたことがあり、その言葉を思い出しながら展示を見ていました。

砂漠の景色が多く、未来には大きな建物がそびえ立つイメージ写真もあり 今後どうなっていくか楽しみです。


展示内容だけでなく、個人的な記憶と結びついたことで、より印象深い体験になったように思います。


第5位:ヘルスケアパビリオンで見た未来の医療技術

人間を洗う洗濯機のような装置が示す視点

ミライ人間洗濯機は、見た目のインパクトが強く、初めて見る光景でした。

超微細な泡で洗うことができるので 汚れが綺麗に落ちることで肌もツヤツヤに。

介護や医療の現場での負担軽減を考えると、非常に現実的な発想です。

夢のある装置でした。

心膜移植の展示が伝える医療の現実

心臓を包む心膜の移植に関する展示は、医療技術が研究段階ではなく、実際に命を支えていることを実感させる内容でした。
未来医療という言葉よりも、「今使われている技術」である点が印象に残りました。

大阪での昆布養殖から考える健康の広がり

大阪で昆布の養殖が行われていることは意外でした。
健康やヘルスケアは医療だけでなく、食や環境とも深く結びついているという視点を改めて認識しました。


まとめ

大阪・関西万博では、未来技術だけでなく、文化や医療、生活そのものに向き合う展示が多く見られました。
実際に体験した内容を振り返ることで、その価値を改めて実感しています。

今後また大規模な国際イベントが開催された際にも、今回の万博で得た視点は活かせるのではないかと感じています。

会場は魅力的な建築物であふれており、多国籍文化に触れることができ、今後の未来へと夢を持たせてくれる場所でした。

今後の子どもたちの夢実現のきっかけになって欲しいです。

万博は終了しましたが、
未来館や空飛ぶ車などの展示からは、これからの社会がどうなるかを考えるヒントがありました。

あなたなら、どのパビリオンを一番見たかったですか?
コメントで教えていただけると嬉しいです。

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